成功を祝福する【手帳術】No.69
あなたは何か物事が上手くいった時に、
親指を立てたり、ガッツポーズをしたり、『最高!』と叫んだりしていませんでしたか❓
もしくは叫ばずとも、心の中で『よし!』と言葉を発し、達成感を感じたりしていませんでしたか❓
実はこの『祝福』は誰にでもできるものではなく、むしろ苦手と感じる人、特に日本人には多いように見受けられます。
その理由としては
『やってもやらなくても同じよ。一体何が違うの❓』
『え〜っ!わざとらしいし、恥ずかしいからやりたくない。』など。
ですがここで『大切なポイント』を一つ。
それは
『良い気分になる事が、習慣を身につける最良の方法』なのです。
ここで少し自分の過去を思い返してみて下さい。
確かに『上手くいった時』というのは、次々と上手くいったりしませんか❓
それには次のような理由があるからです。
① 祝福を実践する人達は、習慣を特に素早く身につける。
② 祝福したいからこそ、新しい習慣に取り組むのが楽しみになる。
これは祝福を効果的に行うと、脳の報酬システムを上手く利用できるのです。
行動後、すぐに『心地良さ』を味わうことで、脳が行動の流れを認識するのです。言い換えるなら、『祝福することで脳をハックして強化する事ができる』わけですね。
例えて言うと、ヨチヨチ歩きの赤ちゃんを例にとってみましょう。
歩行は繰り返す事によって習得される行動ですが、その時に親は手を叩き声援を送る。
これは世界共通の自然な反応であり、理にかなっています。
タイミングよく祝福する事は、赤ちゃんが速やかに学習をする手助けになります。
心理学で『脳が環境に応じて行動に変化を生じさせる過程』を『学習』と定義しています。
このようにして、新たな習慣に結びつく行動を促すには、『さまざまなタイプの肯定的な感覚が効果的』となるのです。
すなわち喜びが得られる状況によって行動は強化され、今後その行動が繰り返される可能性が高められます。
又、『ドーパミン』によっても行動を操られます。
いい気分になると、脳の報酬システムを支配するドーパミンという神経伝達物質の生成がうながされます。
これが、私達がどんな行動によって良い気分を得られたのかを記憶するように、そしてそれを繰り返すように後押しします。
先程の赤ちゃんを例に取ってみますと、歩き始めた我が子に歓喜する両親も、赤ちゃんの脳は『ドーパミン』を放出し、『歩行』が良い事であり、繰り返すべき行為であると認識されます。
以上の事から、自分に効果的な『祝福』を見つけ、新しい行動の直後に行うと、将来その行動をより、自動的にできるようになるのです。
『祝福』は『習慣』の肥料になり、『達成感』と『自信』を育むことで、私達が身につけたいという習慣をより心地よく、より豊かなものにするのです。
なので、今まで『祝福』が苦手だったあなたも、この機会に取り入れてみてはいかがでしょうか❓
これはやった事がある方だとお分かりいただけると思いますが、後になった時に、ガラッと大きく物事が変化しますよ。
ほんの少しの事で構いませんので、ぜひ『祝福』してみて下さい。
沢山の記事がある中で、私の記事をお読みくださり有難うございました😌
今後も皆様のお役に立てる記事を綴らせて頂きたいと思っております。