手帳を継続させる 続き(脳科学より)【手帳術】No.6
早速ですが前回の続きで、茂木健一郎さんの『脳を活かす勉強法』のP8〜P9
に書かれている本文を引用させて頂きました。
本文より
【人間の脳の中は「ある行動をとった後、脳の中で”報酬”を表す物質が放出
されると強化する」という性質を持っているのです。つまり、報酬を得て喜びを
実感できた行動を再現し、繰り返したくなる。結果、その行動に熟練していく
というわけです。そのカギを握っているのは「ドーパミン」という物質
です。】
上記に書かれている事を『行動手帳』に落とし込んで実行していく
のです。
どのようにするかと申しますと、上の写真のような小さなメモ帳を用意して
頂きます。
(ちなみに写真のメモ帳はダイソーで購入しました。縦12〜14cmくらい、
横10cmくらいがちょうど良いです)
1、メモ帳の金具部分を上にして開く(金具が上にある為、利き手に
当たらず書く時にストレスにならない)
2、左上に日付、曜日を記入 (4/8(水))
3、1から順番に番号を書きながら、『やらなければならない事や』や
『やりたい事』などを書いていく
(例) 1、お風呂場の浴槽掃除、カビ取り
2、○○スーパーへ野菜の買い出し
3、六本木のバーへ飲みにいく
4、TIMEスケジュールの見直し
5、肌の手入れをする(パック)
4、出来たところを番号と一緒に蛍光マーカー(下の文字が見える明るい
色、イエローやピンクなど)で消していく
この時に一つ注意しなければならないのですが、『やらなければならない事』
や『やりたい事』は順番を考えずに、思いつくままに書き出していくのです。
なぜかと申しますと、せっかく思いつくままに書く事で、発想が自由になり、
広がっているというのに、その感情や思考に『ストップ』をかけてしまうからです。
とても勿体無い事ですよね🙄❓それにどうせだったら、制限などを設けず
にのびのびと書いて楽しんでしまいましょう🤗❣️
『でも、ごちゃ混ぜに書いてしまったら、後で見にくいのでは❓それに、ちゃんと
整理したい・・・。』などと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか❓
大丈夫です❣️ご安心ください🤗それももちろん順を追って整理していきます。
さて、『ドーパミン』の話に戻りますが『行動手帳』で行う
4つの作業をするうちの特に4の作業をする事により、
「こんなに達成できた❣️」「1つでもちゃんとやるべき事を達成した❣️」
「今週は新しい飲食店を開拓したし、楽しかった❣️」
などと、『達成感』や『充実感』が得られ
『快感物質であるドーパミン』が放出され、更なる行動へと
駆り立てられるのです。
そして、マーカーで消していくという作業をしていくと、これも『心理学』
で証明されていますが、「マーカーで早く消したい。マーカーしてない
ところがあると、何となくスッキリしない・・・。」という「空いた空間を
埋めたくなる」欲求にかられるのです。それにより、『自然に行動力がUP❗️』
するのです。
皆さんも経験がお有りではないでしょうか❓例えば、小学校の夏休みの
「ラジオ体操」やスタンプやシール集めなど、空いた箇所があると埋めたく
なりますよね❓
このようにして『脳科学』や『心理学』を上手く使い、
ワクワク楽しみながら『手帳』を継続していきましょう🤗
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